今月で、店舗3周年&重大発表

皆さま、こんにちは!
ついに6月となりました。
いかがお過ごしでしょうか。

さてさて、今日は雑誌BRUTUSさんの発売日ですね。

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雑誌を見た方はほたるみねらるの紹介部分に、移転予定の記載が載っていることにお気づきかなと思います。
というわけで、情報解禁です!

現在、東横線妙蓮寺駅近くにございます店舗が、今年末頃より都内へと移転します。
移転先は、同じく東横線沿線の多摩川駅、田園調布駅近くを予定しております。

どちらの駅からも徒歩距離にあり、東急多摩川線、東横線、目黒線の3つの路線が利用できるようになります。
急行が停まるため、渋谷駅からは急行で4駅(12分ほど)、横浜駅からも急行で5駅(17分ほど)と、神奈川方面からも東京方面からもアクセスが良くなりました!

実は、現在の店舗はコロナ禍前に作った店舗のためオンラインショップを充実させることは開店当初予定しておらず、店主宅からかなりの距離があり、オンライン更新や梱包発送をしながら頻繁に開けることがかなり困難な状態でした。
しかしながら、移転後は店主宅もかなり近く、店内でオンライン更新準備や梱包発送作業もできるため、店主がほぼ毎日常駐しており開店日をぐっと増やすことが可能です。
お店の広さは少し小さくなるため、皆さんで集まってわいわいというよりは、1人でのんびりや、少人数のご友人と一緒にふらりと気が向いたときに立ち寄ってゆっくりしていただく小さな鉱物店になる予定です(ただし、棚が増えるため鉱物の収容量は増えます)。
朗報としては、オンラインショップ周りも同じ場所で行うため、オンラインショップで気になっている石なども、実際に店舗に来て見ることができるようになります。

また、石はもちろん、愛着のある現在の店舗家具類など、移せるものはすべて移していく予定です。
培ってきた素敵なものたちは受け継ぎつつ、より快適に変化していくほたるみねらるを目指します。

現在の店舗は、9月末頃までの営業で閉めさせていただく可能性が高いです(移転準備状況により前後する可能性がございます)。
残り少ない日数ではございますが、初代ほたみね店舗も楽しんでいただけますと幸いです!
店内の壁画などは、オーナーさんから残していいよとのお返事を貰っておりますので、もしかすると別の形で残っていってくれるかもしれません。

ちなみに、グリラボのヒビキさんも宝石研磨機と共に移転します。
現店舗は倉庫改装で、冬寒すぎて不具合もあったのですが、それがなくなるのは大きいですね。

移転について長くなってしまいましたが、今月は店舗3周年記念、そして、初代ほたみね店舗で迎える最後の開店記念日となります。
そこで、皆様に楽しんでいただけるよう、色々と企画を練ってみました。

☆オンラインショップクーポンの配布☆
・【3rdAnniversary1】1万円以上で5%OFF
・【3rdAnniversary2】3万円以上で10%OFF
・【3rdAnniversary3】5万円以上で15%OFF
・【3rdAnniversary4】10万円以上で25%OFF
・【3rdAnniversary】1500円以上送料無料
(期間:6月6日0時~6月6日23時59分)
 ※期間内に出した新着商品などは対象外。
ほたるみねらるオンラインショップ

☆店内商品割引☆
・ショーケース外の商品(量り売り、委託品を除く)…鉱物標本10%OFF
                        …5万円以上20%OFF
 ※ショーケース内の商品は割引対象外です
 ※お会計時、「3周年おめでとうございます」と割引となることを見ました旨をお伝えください。
 (期間:6月1日~12日まで)
開店カレンダー

今月は開店日も増やしております。
皆さまに楽しんでいただけますと幸いです。

🍃🌸🌸🌸🌸おまけ🌸🌸🌸🌸🍃

今回のBRUTUSさん、店主の推し石コーナーにはページ数の関係で3個しか載っていなかったのですが、
実はBRUTUSさんのライターさん宛に、店主は選びきれなくて13個もの石と一つ一つに長いコメントをお送りしていたのでした(^^♪
お忙しい中、すべての石についてコメントくださいましたよね、ライターさん…優しみが深い…。

といわけで、掲載されなかった石たちも番外編ということでそっとご紹介。
これすべてにひとつひとつ自分の言葉で返信してくださったBRUTUSのライターさん、私は大好きになりました。
自分で見ても長いなと思います。いや、長いですよね。

・フローライト(蛍石)
産地:Rosiclare Level, Menerva #1 Mine, Ozaek-Mahoning Group, Cave-in-Rock, Hardin Co., Illinois, USA
【コメント】
アメリカ、イリノイ州の蛍石です。透明度が非常に高く、澄んだ水のように透き通る美しい空色です。内部の紫色がくっきりと見え、裏面の付着物まで透き通って見えています。
透明すぎて写真では裏面まで透けて濁って見えてしまいますが、実物は大変美しく、いつまでも眺めていたいです。
コレクター時代、大先輩の偉大なるコレクター様からお譲りいただいた最も思い入れの深い標本です。
店主が初めて入手した石が、イリノイ州の小さな八面体で、20年越しにようやく同じ色、同じ産地の鉱物標本を手にすることができたのでした。
イリノイ州の良質な蛍石を集めるために鉱物商をしていると言っても過言ではないほど、この透き通った空色に魅了されています。

・ウルフェナイト(モリブデン鉛鉱)
産地:Finch Mine, Keystone Gulch, Chilito, Gila County, Arizona, USA
【掲載】
長い文章

・ボルダーオパール
産地:Queensland, Australia
【コメント】
オーストラリア産のボルダーオパールです。
さらさらと川が流れるように層を成しており、光を反射してきらきらと遊色が見られる様はとても幻想的です。

・トルマリン
産地:Rubaya Mine, Bahunde, North Kivu, DR Congo
【コメント】
カクテルのようなロマンチックな色合いです。
トルマリンは様々な色合いがあり、1本の結晶に何色も色が閉じ込められていることが多い鉱物ですが、
日暮れ前の空のようなこちらのトルマリンは、店主のお気に入りの一本です。

・グレープアメシスト
産地:Mamuju area, West Sulawesi, Indonesia
【掲載】
長い文章

・フローライト(蛍石)
産地:Riemvasmaak, Kakamas, Kai!Garib, South Africa
【コメント】
南アフリカ産の蛍石です。
メロンソーダのような色と、八面体結晶が人気のある産地です。
こちらの標本は、ほんのり入ったイエローと内部の細かな青いインクルージョンが特徴的です。
メロンソーダの中でも、レモンが添えられてしゅわしゅわしたお洒落なメロンソーダだなと思いながら眺めています。
(鉱物標本です)。

・カルサイト、フローライト(蛍石)、スファレライト
産地:Elmwood Mine, Carthage, Smith County, Tennessee, USA
【コメント】
エルムウッド鉱山の美しい標本です。飴色の犬牙状カルサイトや、パープルの蛍石、ほんのり赤褐色に透けるスファレライトと、
鉱山の代表的な鉱物を盛り合わせたかのようなわくわくする標本です。
共生標本という響きに心躍るものがあります。

・カルサイト
産地:上に同じ(エルムウッド鉱山)
【コメント】
実物は手のひら大のなかなかのサイズ感。ゲームに出てきそうなクリスタルな形が大変素敵です。
飴色カルサイトの名にふさわしく、べっこう飴のようなつやてか感。

・アポフィライト(魚眼石)、スティルバイト
産地:Maharashtra, India
【コメント】
真っ白なスティルバイトに透き通るミントグリーンのアポフィライトが美しいです。
高価な標本ではありませんが、羽を広げた蝶々のような形が個人的にとても気に入っています。

・アメシスト
産地: Brandberg Area, Dâures Constituency, Erongo Region, Namibia
【コメント】
小鳥のようなフォルムがとても気に入っているアメシストです。
ちょうど翼の先端が濃い紫色になっています。
高価な標本ではなく、流通も多い産地ですが、個人的にとても気に入っています。

・フローライト(蛍石)
産地:Lemon Meringue Pocket, Lady Annabella Mine, Eastgate Quarry, Eastgate, Stanhope, County Durham, England, UK
【掲載】
長い文章

・アポフィライト(魚眼石)、スティルバイト
産地:Chitegaon, Aurangabad, Maharashtra, India
【コメント】
ボウタイ(蝶ネクタイ)型と呼ばれるタイプの貴重なアポフィライトです。
スティルバイトとの共生のバランスや、結晶の広がりが美しく、とても気に入っている標本です。

・アポフィライト(魚眼石)、スティルバイト
産地:上と同じ(Chitegaon, Aurangabad, Maharashtra, India)
【コメント】
花のような結晶のアポフィライトです。
柔らかなグリーンの色合いも素敵で、ほっとする美しさが気に入っています。

◆店主コメント◆
稀少な産地の標本や、高価な標本はもちろん持っているのですが、今回は推し石ということだったので、私個人が好きな石を選んでみました。
今回私が選んだ標本は、お小遣いの範囲で買える標本が多いですが、ひとつひとつに思い入れや気に入っている点があります。
また、推し石がありすぎて選びきれなかったため、「おとぎ話のお茶会」をテーマにお茶会の風景を想像しながら選んでみました。
…さらさらと流れるオパールの川、優しいオレンジ色のウルフェナイトの薔薇園、アメシストの小鳥、アメシストの砂糖漬け、カルサイトのキャンディ、トルマリンのカクテルに、蛍石のメロンソーダ、そして澄み渡る空のような蛍石……。鉱物を見て想像する世界は無限大です。

鉱物収集は、老若男女皆さんが楽しめる趣味だと思います。
選択肢の多さはお値段なりですが、楽しむ気持ちはお値段なりではありません。
コレクション趣味は、自分が欲しいかどうか、どのように楽しむか、
全て自由に、自分で楽しみを見つけていくものだと思います。

ほたるみねらるは、皆さんが歩んでいく長い鉱物収集の旅路に、わずかな蛍の光を添えて、
皆さまがより楽しい鉱物収集の道を歩めますよう、
ほんのりとお役に立てますと嬉しいです。

以上、おまけ編でした!!
な、長い・・・・・!!!
ライターさん、ほんとお疲れ様です!感謝のポーズ!

🌸🌸🌸おまけのおまけ🌸🌸🌸
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